IT職種の中で需要の高いものとは

最先端技術を扱うIT業界は、高い注目を集めているものの、同じIT業界であっても職種によって需要の多さは異なってきます。
特に、需要の多いエンジニアの職種として挙げられるのが、セキュリティの専門家であるセキュリティエンジニアです。近年、日本の会社などがサイバー攻撃の対象となることも多く、IT業界内外でセキュリティの強化に力を入れるところが増えています。

セキュリティエンジニアの主な仕事内容は、セキュリティに強いサーバーの構築、サイバー攻撃が行われた場合の対応などです。今後も需要が多い状態を維持し続けるでしょう。

Androidのスマートフォンユーザーは日本でも多く、Android向けのアプリ開発も活発に行われていますが、需要が多い割にAndroid向けのアプリ開発を手掛けるエンジニアは不足しているのが実情です。
iOSアプリの開発に使われているプログラミング言語、Swiftは比較的習得難易度が低く記述量も最低限で済みますが、Android向けアプリの開発に使われているJavaは習得難易度が高く記述量も多めです。

また、Javaは他の分野でもよく使われる汎用性の高いプログラミング言語なので、Javaを習得しているエンジニアがAndroid向けアプリの開発担当として働くことを選ぶとは限りません。
このような理由から、Android向けアプリの開発を行うエンジニアは需要が多いにも関わらず、多くの会社が人手不足に悩まされているので、Android向けアプリの開発者となる道を選ぶのも手です。